学生さんにとって、どの会社やどの仕事に就くのがいいのかについて、悩んでいる方は多いです。
ここで皆さんに一つ質問をしてみたいと思いますが、自分の強みを活かしたいでしょうか、それとも弱みをなくして
平均的にできるようになりたいでしょうか。
日本の会社の多くは、今まで平均的な人材が求められてきました。
しかし、ジョブ型雇用と最近言われ始めているような専門的な業務に重視する職種が出てきました。
これからの時代は間違いなく、弱みのない平均的な人材より、特定の技能や能力に秀でている人材を
求められます。
会社は、平均的な人よりも高い能力を発揮できる人材に給料を払う時代になったと言えます。
そのためには、学生の皆さんも、自分の強みを把握して、自分が活躍できる会社や職種で働くことを前提とする必要があります。
自分の強みを把握いただくために、ＡＩＤインターンでは、「強み」診断を用意しています。
以下のとおり、強みをいくつかのカテゴリーに分け、皆さんが持っている能力を〇〇"力"として表示しています。
以下、簡単にそれぞれの能力について、解説していきたいと思います。
行動系が強い人は自分で挑戦するマインドを持っている
積極"力"
物事に積極的に取り組み、主体的に行動する姿勢がある方はこの力が強いです。積極性に溢れた方は、自身の能力を信じ、好奇心をもって新たなチャレンジをすることに恐れを感じません。
また、困難や失敗に直面しても、それを乗り越えるための解決策を見つけ出す力を持っています。
これらは企業が求める重要な人材の資質であり、個々の成長と共に組織全体の成長に大きく寄与します。
実行"力"
一般的には自分自身が決定した事を最後までやり遂げる力を指します。計画を立ててその通りに行動し、最終的にその目標や目的を達成する力のことを言います。
これは個々の課題だけでなく、チームや組織全体での課題に対する取り組みにも影響を与え、成果を生む重要な要素と言えます。
挑戦"力"
困難、未知の問題、あるいは新しい分野への果敢な試みに立ち向かうための精神的なエネルギーまたは能力を意味します。単に問題を解決する技術や知識を持っているだけではなく、不確実な状況下でも果敢に試行錯誤を繰り返し、目標に向かって前進する姿勢が、会社に入っても大いに役立ちます。
問題解決"力"
具体的な問題や課題を発見し、体系的に解決するための力が強いことを言います。主に論理的思考力、クリティカルシンキング、創造的思考力などの複数のスキルを融合させて働きかける能力が必要とされますが、問題解決に対する様々な引き出しがあることが大きな強みといえます。
分析系が強い人は組織全体の先を見据え動かす力を持っている
習得"力"
新しい知識やスキルを自分のものにする力が強く、新しい情報を素早く吸収し、知識を行動や判断に活かすことができます。個人のキャリア形成や組織の競争力を高める上で、習得力が高い人は、どんな場所でも順応できます。
責任感"力"
責任感は、自らが果たすべき役割や義務に対しての意識の高さを指し、与えられたタスクを最適な形で遂行しようとする姿勢が強い方が多いです。責任感の強さは、ある意味日本的な企業には欠かせない要件かもしれません。
計画"力"
必要な事項を時間配分や手段を組合せて有効に運用し、目標達成に向けたスケジュールを作り出すスキルであり、プロジェクト推進、チームマネジメント、営業戦略などにおいて大きな影響を及ぼします。未来を予測する力、状況分析力、綿密な計画立案力を含むため、前見性が高められ、企業が求めるビジネスパーソンの特性と言えます。
状況把握"力"
状況把握力とは、情報を正確に把握し、その情報をもとに自己の行動や意思決定を行うための能力のことで、情報の収集・分析・理解、そして優先順位の決定などが含まれます。状況把握力は優れた判断を下すことを可能にし、市場環境の変化、競合他社の動向、顧客の嗜好などを正確に把握することで、企業は自らの戦略を適切に立案・修正することが可能となります。
これは企業の成長、またはその維持に不可欠な要素となり得ます。
コミュニケーション系が強い人は周りを巻き込み何かをする力を持っている
コミュニケーション"力"
コミュニケーション力を発揮するためには、相手の話を真摯に聞き、理解しようとする姿勢が不可欠です。また、自らの意見や思いを適切に伝える能力も求められます。この能力は対人関係においてもプラスに働き、信頼と相互理解の基盤を築くことができます。
働きかけ"力"
働きかけ力は、人間関係を築き、コミュニケーションを強化し、チームのパフォーマンスを最大限に引き出す能力のことです。仕事環境での人間関係とは、同僚、上司、部下、顧客など、ビジネスの各段階の人々との関係を指します。
このような幅広い人々と効果的にコミュニケーションを取り、円滑に業務を進めるためには、高い働きかけ力が必要となります。
柔軟"力"
変化に対する適応性や新しい事態・課題への対応力が強い人のことであり、発展を続ける現代社会や急激に進化するIT業界などで重視される能力となっており、企業はこの能力を持つ人材を重視して採用を行うケースも増えています。傾聴"力"
人間のコミュニケーション能力の一部であり、相手の話をただ聞くだけでなく、相手の気持ちや思考を理解し、共感する力を指します。相手の痛みや困難、喜びや成功を感じ、その声に耳を傾けることで、周りから評価される傾向にあります。また、優れたリーダーシップやコミュニケーションスキルを持つ人々に共通する特性であり、ビジネスや人間関係のあらゆるアスペクトで価値を生み出します。
「強み」診断は、会員登録した学生さんは無料でいつでも診断可能です！一度診断へGo！ トップページ